平成三十一年が明けました。
明けまして おめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
昨年の暮れに納めました、新畳を年が明けましたが、結構しゃれた部屋に変わりましたので、観ていただきたいと思います。
M様邸とO様邸の家です。
最初は、M様邸の部屋です、二階の八畳間の入替えでした。
8畳の部屋で、真ん中の4枚を縁のない畳を半畳で色を交互にして敷いています。
その周りに、一枚の畳と半畳の畳を縁を付けて敷きました。
色は、グリーンと黄金色と、茶色と黒とホワイトです。
初めて、このようにランダムに敷いたのは、結構冒険でしたが、出来上がると、部屋が広いので、派手さはあまりなく、却ってすっきりとした部屋になったように感じます。
Mさんの好意に甘えて作らさていただきましたが、よかったなと思いました。
イメージと実際の敷き込んだ感じが違うという感覚を今回の部屋つくりで、とても勉強になりました。
もう一軒のおうちは、O様のお宅です。
こちらは、新築の家です。
お客様の希望で、まずイメージをお聞きして(どんな風な感じにしたいのか?)二部屋ありましたので、それぞれのイメージをお聞きして、サンプルを創り、一緒にイメージをその中に入れていきました。
どんな色が好きなのか、こういう風に創ってもらいたいとのご希望をいただきながら創っていきました。
上は、客間で、はっきりとわかり尚且つ派手にならないもの。それと、紺色がすきとのことで、紺の畳とアイボリーをうすい白に近いアイボリーを使いました
こちらは、イ草の香りのするもので、縁がないのもが欲しいという希望でしたので、
イ草で、目積という種類の畳表を使って創りました。そして、半畳を真ん中にいれて作りました。
中半は、切腹の間だという方もいらっしゃいますが、巴形、卍字型に敷くといけないのではないかと思っていますので、この敷き方は、逆になりますので、よろしいかと思っています。
今は、いろいろな色が畳表にあり、バリエーションはたくさんできるようになりましたが、逆にそれが、決めるときに迷う因でもあります。
できるだけ建てる方のイメージ通りになるようにしていきたいと思っています。
昨年は、時代の変わり様を感じた年でした。
今の人たちの感性、欲しているもの、こと。自分も世間に出て、大いに学ばなければと感じた次第です。
どうぞ、本年もよろしくお願い申し上げます。