鈴木畳店の日常を紹介するブログです。

2023年11月29日


ちょっと前になりますが、長岡市立劇場で佐渡裕指揮、シエナウインドオーケストラ

のコンサートに行ってきました。

 

 

 

 

ほんと、久方ぶりの生のブラス演奏でした。

いやー、すごく良かったです。そして、感動しました。

 

 

 

 

 

何故このコンサートを聴きに行ったかと言うと、実は、50年ほど前に高校の

ブラスバンド部で、大会の自由曲をこの”ローマの松”を演奏したことがあり、

その懐かしさから、それと、佐渡さんが棒を振るというので、楽しみに来ました。

イタリア人のレスピーギという人が書いた曲です。

私たちが演奏したのは、”ローマの松”の中の”アッピア街道の松”という曲でした。

この曲には、”ローマの松”だけでなく、”ローマの祭り”と”ローマの噴水”という3部作

で創られていたようで、初めて知りました。

今回は、その3部作すべてを演奏してくれました。

ローマ軍の行進や、祭りの風景、季節の移り変わりなど、音でそれを表現しています

トランペットのファンファーレや、ホルンの響き、フルートの音色で表現していまし

た。

本当に壮大な交響詩と言ってはばからない素晴らしい響き!!

ブラスの祭典というに相応しい演奏でした。

50年前の演奏を思い出させてくれました。

本当に、聴きに来てよかったです。

 

 

 

 

 

演奏の最後には、楽器をもってこられた方たちが、演壇に上がり、シエナと一緒に

”威風堂々”を合奏して終えました。これも、素晴らしいなと思いました。

昔の作曲家は偉大ですね。

帰って来て、さっそくネットで買いました。

 

 

 

買ったのは、佐渡さんではなくて、小澤征爾さんのボストン交響楽団の”ローマ3部作“

です。

聴いてみると、今回聴いた感じとは、また別の曲のように感じられました。

柔らかいというか、やさしいというか、やっぱり違います。

でも、いい曲です!

音は、楽団によってこうも違うのかと感心させられました。

音楽はイイですね。