先月になりますが、門田和峻さんと広田勇樹さんの二人だけのコンサートに
行ってきました。
ピアノとチェロという組み合わせです。
まだ、若い二人がどんな演奏をするのか、興味があってきました。
小ホールで、運よく並んで一番前でしたので、思うような席が取れました。
目の前にいる感じで演奏を聴きます。
二人とも、いい音を出していて、特に、チェロの広田さんの音がホント素敵でした。
高音、低音 どちらも響きある澄んだそして腹に来る重厚な音でした。
チェロの音が、こんなに心地よいものだとは気が付きませんでした。
お二人の話の中で、昔の音楽家たちは、作曲家も演奏者もわけ隔てなく
皆で集まって、ワイワイガヤガヤ言い合いながら曲を創っていったという
話がありました。ショパンもベートーヴェンもそうやっていたのかもしれません。
いまは、そんな風潮は無く、分け隔てて、やっているそうです。それをもう一度
復活させたいとおっしゃっていました。
門田さんは、作曲もされていて今回の演奏では、シンセサイザーも使ったりして
チャレンジしているなと感じました。
それも、最初は違和感を感じましたが、だんだんと慣れて?きて、良い感じに聞けま
した。
色んな可能性を探っていきたいと仰っていましたね。
いまの若い人たちは、スポーツでも芸術でもしっかりした考えを持って自分の生きる
道を確実に突き進んでいるように感じられました。
それも、焦ってではなく何というか、ゆったりと構えて進んでいるように・・・
小さい頃から自分の道を決めて生きるという形が、増えているように感じました。
いい時代なのかもしれませんね。
二人のこれからの活躍を期待しています!!