最近、大河ドラマを見ていて気になることがあります。
役者の衣装が、とても華やかすぎて、当時の時代に合わないのではないかと・・・
月にウサギを纏ったり、グリーンやピンクなど、あの時代には
ないのではと思うような衣装が出てきます。
ところが、そう思っていたら、ビックリするような着物が出ていました。
それが、これ!
上杉家初代の上杉謙信が着たという服です。
”金銀襴緞子等縫合胴服”(きんぎんらんどんすとうぬいあわせどうふく)と読みます。
舶来の裂(きれ)をパッチワークのように縫い合わせた服です。
400年前のものだから、色は落ちていますので、当時は、もっと艶やかな模様だったと
思います。これから、劣化が進んでいるので補修するということです。
それにしても、すごいですね。
大河ドラマの着物ごときではないです。もっと派手で、おしゃれで、かっこいいです
謙信と景勝がこれを着て、馬に乗って颯爽と駆ける姿を想像すると、身震いがするよ
うです。
それも、海外の布を使ってですから・・・
大河ドラマの衣装をあーだこーだと言えなくなりました<笑>
これからは、もう少し想像力を働かせながら、そして楽しみながら、ドラマをみたい
と思います。