鈴木畳店の日常を紹介するブログです。

2020年4月9日


 

最近、大河ドラマを見ていて気になることがあります。

役者の衣装が、とても華やかすぎて、当時の時代に合わないのではないかと・・・

月にウサギを纏ったり、グリーンやピンクなど、あの時代には

ないのではと思うような衣装が出てきます。

ところが、そう思っていたら、ビックリするような着物が出ていました。

それが、これ!

 

上杉家初代の上杉謙信が着たという服です。

”金銀襴緞子等縫合胴服”(きんぎんらんどんすとうぬいあわせどうふく)と読みます。

舶来の裂(きれ)をパッチワークのように縫い合わせた服です。

 

 

400年前のものだから、色は落ちていますので、当時は、もっと艶やかな模様だったと

思います。これから、劣化が進んでいるので補修するということです。

それにしても、すごいですね。

大河ドラマの着物ごときではないです。もっと派手で、おしゃれで、かっこいいです

謙信と景勝がこれを着て、馬に乗って颯爽と駆ける姿を想像すると、身震いがするよ

うです。

それも、海外の布を使ってですから・・・

大河ドラマの衣装をあーだこーだと言えなくなりました<笑>

これからは、もう少し想像力を働かせながら、そして楽しみながら、ドラマをみたい

と思います。