2024年1月7日


明けましておめでとうございます。

新年早々、地震と映画でも見ているような日航機事故

本当に今年は、騒がしい年の始まりとなりました。

能登を震源とした大規模地震は、1週間たった今でも100名以上の方が安否不明と

なっています。

震災に会われた方々に心よりお見舞い申しあげます。

ここ新潟市でも,海岸端を中心に液状化現象で、道路が隆起したり砂が上がって

来て、大変な状況になっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな中、私どもの地域は、正月恒例の神楽舞を正月お昼から行い、

その後新年会へと流れました。

 

 

 

 

午後3時頃終了して、家で良い酒のままウトウトしていたらいきなり大きく

揺れ始めました。1分以上揺れたように感じました。

ビックリ!!

急いで外へ出て周りを見回して、しばらくそのまま待機

幸いにも、雪もなく穏やかな正月でしたので、助かりました。

しかし、その後何度も震度3くらいの余震が二三時間ごとにきて、着替えと

懐中電灯、ザックを脇に置いて寝ることに・・・

そして、翌二日   今度は、日航機が海保の機体と衝突

テレビでライブ映像・・・

凄いシーンでした。

こんなことが目の前で起こるとは

それから、あっという間に今日となり、昨夜も揺れが起きて目が覚めました。

仕事は、昨日6日が仕事始めとなりました。段取りだけしただけですが

そして、今日明日とお休み・・・

正式には、9日が仕事始めになりそうです。

2024年、出端から激しい年の初めとなり、気を付けてまいりたいと思います。

今年もどうぞよろしくお願いいたします!

 

2023年12月30日


昨日で、年末の仕事納めでした。

コロナも治まり、まだインフルエンザが流行っていますが、少しは、以前の状態に

戻ってきたように思います。

今年も、あっという間の一年でした。

ちょっと、昨年の12月の日記を見てみると、景気の良くない話が出ていて、年々

仕事量が減っている様子が続いているのがわかりました。

この4年間で、色んなことが変化しているんだと思いました。

今のお客様を大事にして、一つ一つ仕事をしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

仕事場と玄関に正月飾りをかざり、一年のありがとうをお参りして、来年の出迎えを

していきます。

 

 

本当に、この一年お世話になりました。ありがとうございました。

来年は、辰年!

龍が、勢いよく天に向かって登っていける年となりますことを期待したいと

思います。それと共に、地に足をつけて進んでいくことも・・・

それでは、良いお年をお迎えください!!

 

2023年12月25日


先週、今年最後の新築の家に畳を納品させていただきました。

昨日、一昨日と引越しをされて、バタバタとした年の瀬だったと思いますが、

ステキなおうちが出来ました!

私の方は、4・5畳の部屋に畳を納品させていただきました。

 

 

今回は、ヘリの無い畳を注文いただき、普通の畳より目が細かい目積という畳表を

使用しました。

けっこう、すっきりとした感じになりました。

 

 

縁の無い畳は、普通の畳と作り方が違い、先に畳床を寸法に合わせて切り、

その上に、畳表を巻き上げる感じで作ります。

その時に、縦横すべてを畳床に合わせて、折らなければなりません。

キズをつけないように、慎重に折っていきます。

これがむつかしい!

キレイに出来た時には、嬉しいものです。

良い畳が出来ました。(自分で言うのもなんですが・・・)

 

 

 

大工さん、施主の皆様、どうもありがとうございました。

今年もあとわずか・・・

一日一日大事に過ごしていきたいですね。

 

 

2023年2月21日


先々週の末に、M様宅の畳の入れ替えをさせていただきました。

30代の女性の希望で、二階は、ブラックの畳でヘリをピンクにしました。

 

 

一階は、色の変わらない樹脂の畳表を使って、ヘリは、花模様の藤の花をあしらった

やさしい感じのする居間となりました。

 

 

ブラックの畳を使用するのは、三年ぶりくらいでその時は、ヘリも無地の濃い青の

縁をつけましたので、今回は、どんな感じになるのかドキドキでした。

 

 

でも、仕上がりを見てピンクが良いラインで、ぴしっとするなあと

思いました。

一階の部屋の藤の模様は、イメージを持っていたので納得!でした。

 

 

ホント、やさしい感がします。部屋が、そーっと包んでくれそうな感じです。

二月の雪のすさぶ中、ご注文をいただきありがたかったです。

よいステップになりそうです。

M様、ありがとうございました!

 

 

 

2023年2月20日


少し前になりますが、2月8日に三年ぶりで、針供養を開催しました。

 

2020年から3年間は、コロナウイルスの蔓延で開催できませんでした。本当に、

久しぶりに皆さんと顔を合わせてお参りすることができ、嬉しい限りでした。

三社神社の神主さんとも久方の再開です。

 

 

使い切った針を豆腐に刺し、この一年の供養をさせていただきました。

 

 

神前に玉ぐしを捧げ、厳かに二礼二拍一礼のお参りをしました。

 

 

 

今年は、お参りした後に神主さんの計らいで記念撮影をさせてもらえました。

 

 

いつもはその後に皆さんで懇親を行うのですが、今回はお参りのみとしました。

来年は、是非懇親会も開催したいものです。

 

 

 

三社神社の皆様、本当にありがとうございました!

 

2023年2月2日


新年が明けて、早もう二月となってしまいました。

遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。

さて、今年の正月は、雪もなく過ごし易い元旦を迎えましたが、二週間もすると

やはり、寒気が顔を出し20センチから30センチの降雪となりました。

おまけに、一日中気温が零度を下回る日が続いて大変でした。

我が家でも、水道とトイレの水が止まり、困りました。

幸いにもお風呂の水は止まらず、ここから水を汲んでトイレに流したりしました。

やはり、氷点下4,5度になるとだめですね。

そんな中でも、仕事はやっていまして、半ばには、地元の幼稚園の畳替えを

させていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

二階の12枚でおまけに、降雪の中でしたが、何とか近いので終えることが出来ました

たたみは、以前はイグサの表を使っていましたが、今回は、和紙の畳表を使って

表替えをしました。

畳縁は、明るいのがイイですねと言われ、ピンク色に花模様のヘリを

付けて表替えをしました。

 

 

 

 

結構、傷んでいたのでキレイになって保育士さんから感謝されて嬉しい限りです。

良い一年のスタートとなり、ありがたかったです。

今年も一年、頑張ってまいりたいと思いますので、皆様、どうぞよろしく

お願いいたします。

 

 

2022年12月31日


12月31日 2022年も今日で終わりです。

今年は、何と言っても、ロシアのウクライナ侵攻と、安部元首相の銃撃死亡事件が

大きな出来事だったと思います。

そして、依然コロナの終息がみえないことです。

それでも、コロナは、重症化される方が、前よりもすくなくなり、規制も外して

活動を盛んに動けるよう、舵を切り替えました。

気をつけながら、少しづつ前を向いていく、そんな発信がされているように感じます

今年一年、良い年だったのか、よくない年だったのか  よくわからない年のように

思います。

プラスもあり、マイナスもあった年だったからです。

でも、家族みんな、ここまで元気に過ごせたのですから、良い年だったと言うべき

でしょうか。

周りのみんなに、感謝していかなければいけないなと思う次第です。

 

 

さて、仕事は、一昨日29日で終わり、今日は、新年を迎える準備をしました。

雪も解けて、道路には、舗装が見えています。気温もこのところ2℃から7℃くらいで

過ごせています。まあ、暖冬なんでしょうね ここまでは

来年、2023年はどんな年になるでしょうか。いい年でありたいものです。

畳の機械の上に、お供え物を飾りながら、色々と考えていました。

 

 

”お疲れ様 また、来年もよろしくな!”と声をかけながら置きました。

 

 

 

365日 長いようで、みじかいこの日々の積み重ね・・・

あしたから、新しい年がはじまります。

この一年、皆様には、大変お世話になりました、ありがとうございました。

また、頑張って参りたいと思いますので、よろしくお願いいたします!

良いお年を!!

 

 

 

 

2022年7月14日


先月の新聞のコラムに、大徳寺方丈の畳のことが載っていました。

 

 

 

 

 

 

寛永十三年 結果日と書かれた畳が出てきたのです。結果日とは4/15日の事だそうで

今から386年前の畳ということになります。

現役では最も古い畳です。すごい!ですね。

この畳をいま、山口県の畳工業所で、新しい藁を継ぎながら、また復帰させようと

しています。

素晴らしいことだと思っています。九兵衛さんも、とても喜んでくれているのでは

ないでしょうか。

畳は、1200年前から使われていますが、いまこのようにして見られることは、

何とも言えない感慨があります。

江戸の職人さんの粋というかなんというか、そんなものを私は感じました。

 

 

 

 

 

クラウドファンディングプロジェクト:大徳寺方丈の畳を修復。日本文化支える「最古」の畳を後世に

 

 

江戸 明治 大正 昭和 平成 そして令和と、それぞれ代々の全国の畳屋さんが

営々とつなげてきた畳

今更ながら、長い歴史があっての今の畳なんだなと思いました。

この度のコラムから始まってみた、大徳寺の畳

とても勉強になりました。

できましたら、その畳が修理を終えて、また新しく敷いた大徳寺方丈をこの眼で

見てみたいものだと思います。

 

 

 

2022年5月11日


先月の末に、うちの近所のお寺、圓行寺の本堂の畳の入れ替えを致しました。

上段には紋縁の畳をつけて、その手前には、無地の黒縁をつけて新畳を入れ替え

しました。

 

 

 

 

 

間口は、九間もあり、出来上がりましたら壮観です!

 

 

丸柱をくりぬいて造った畳が四枚あり、上手く出来上がりました。

 

 

 

仲間の畳屋さんに助けていただいて無事終えることが出来ました。

皆さん、ありがとうございました。

熊本のイ草農家さんからきれいなイ草を作っていただき、感謝いたします。

まとまった数の畳表が必要でしたので、ホントに助かりました。

それも、色味も同じものでないといけませんのでなおさらです。

 

 

 

 

お陰様で、本当に素敵に仕上がり、住職にも、檀家のみなさんにも、とても喜んで

いただきました。

これからも永く愛される寺院でいてくれることを願います。

多くの皆さんの助けをいただいてできた畳替え 嬉しい限りです。

ありがとうございました!

2022年1月18日


先週、西区黒鳥にあります旅館橋本屋さんの畳替えをさせてもらいました。

 

 

 

 

 

 

全部で15部屋あるうちの半分、8部屋の畳替えをしました。

 

 

それも、今はコロナでウイルス対策が大変な中で、畳表を防カビ、抗菌、抗ウイルス

できる“絢葉6”という畳表を使用して行いました。

 

 

 

 

 

”絢葉6”とは、有機酸オリゴマーを希釈した液体でイグサに染み込ませ、畳表を織る

段階で、二度有機酸オリゴマーを施しますので、ウイルスなどが、不活性化します。

最近は、イグサを使用しない化学表を使用して、抗ウイルス化をはかっていることが

多いのですが、この畳を使用すれば、イグサの香りも自然の畳と同じですし、肌障り

の感触も普通の畳と変わりなく感じてもらえます。

 

 

防カビの効果もありますので、湿気の多い住宅にも良いのではないかと思います。

橋本屋さんには、何度も畳替えをさせていただき、本当にありがたいです。

今回は、コロナの中で、なかなか大変かと思いますが、頑張っていただきたいと

思います。

 

 

ふと周りを見ていたら、こんなものを見つけました。

 

 

今年の大学駅伝で優勝した青山学院の選手、岸本大紀君の色紙を見つけました。

この色紙は、一昨年の一年時の時のものでした。あの時もすごかったけど、今年も

けがを乗り越えて、7区で区間賞を取りましたね。大したものです。

それと、なんと国見高校の監督の小峯さんの色紙もあるではないですか。

 

 

 

先日、76歳で亡くなられましたが、橋本屋さんの話では、今から20年前に、新潟で

大会があり、小峯監督自身がバスを運転してきたそうです。

ちょうど、あの平山選手が現役の時の、いわば国見高校の黄金時代だったようです。

”動”と云う字が掲げられています。なんかすごい感じがします。

とにかくうごけ!!

そう言っているような・・・

余り雪も降らず寒かったですが、3人で行った畳替え上手く終えることができました。

仕事だけでなく、いろんなことに気づきをいただけた橋本屋さんに感謝いたします。

ありがとうございました!

ご主人の人間性に惚れて、一人でも多くの方に出張時に泊まっていただきたい旅館

です。どうぞ、お泊りくださいますようお願いいたします。