先月の新聞のコラムに、大徳寺方丈の畳のことが載っていました。
寛永十三年 結果日と書かれた畳が出てきたのです。結果日とは4/15日の事だそうで
今から386年前の畳ということになります。
現役では最も古い畳です。すごい!ですね。
この畳をいま、山口県の畳工業所で、新しい藁を継ぎながら、また復帰させようと
しています。
素晴らしいことだと思っています。九兵衛さんも、とても喜んでくれているのでは
ないでしょうか。
畳は、1200年前から使われていますが、いまこのようにして見られることは、
何とも言えない感慨があります。
江戸の職人さんの粋というかなんというか、そんなものを私は感じました。
江戸 明治 大正 昭和 平成 そして令和と、それぞれ代々の全国の畳屋さんが
営々とつなげてきた畳
今更ながら、長い歴史があっての今の畳なんだなと思いました。
この度のコラムから始まってみた、大徳寺の畳
とても勉強になりました。
できましたら、その畳が修理を終えて、また新しく敷いた大徳寺方丈をこの眼で
見てみたいものだと思います。