鈴木畳店の日常を紹介するブログです。

2022年7月14日


先月の新聞のコラムに、大徳寺方丈の畳のことが載っていました。

 

 

 

 

 

 

寛永十三年 結果日と書かれた畳が出てきたのです。結果日とは4/15日の事だそうで

今から386年前の畳ということになります。

現役では最も古い畳です。すごい!ですね。

この畳をいま、山口県の畳工業所で、新しい藁を継ぎながら、また復帰させようと

しています。

素晴らしいことだと思っています。九兵衛さんも、とても喜んでくれているのでは

ないでしょうか。

畳は、1200年前から使われていますが、いまこのようにして見られることは、

何とも言えない感慨があります。

江戸の職人さんの粋というかなんというか、そんなものを私は感じました。

 

 

 

 

 

クラウドファンディングプロジェクト:大徳寺方丈の畳を修復。日本文化支える「最古」の畳を後世に

 

 

江戸 明治 大正 昭和 平成 そして令和と、それぞれ代々の全国の畳屋さんが

営々とつなげてきた畳

今更ながら、長い歴史があっての今の畳なんだなと思いました。

この度のコラムから始まってみた、大徳寺の畳

とても勉強になりました。

できましたら、その畳が修理を終えて、また新しく敷いた大徳寺方丈をこの眼で

見てみたいものだと思います。