鈴木畳店の日常を紹介するブログです。



2021年12月29日


12月29日、今日で、今年の営業を無事終えることができました。

皆さま、今年一年、大変お世話になりました。ありがとうございました。

先週の土曜日、今年最後の納品をさせていただきました。

 

 

8畳の部屋に、半畳の畳を色違いで16枚敷きました。茶系とアイボリー系の樹脂の表を

交互に敷き詰めました。

 

 

ちょっと、最初は、一瞬目がくらむようですが、慣れてくるといい感じに見えます。

樹脂ですので、抗菌にも対応していて、この時代にマッチした畳となっています。

 

 

お客様にもとても喜んでいただき、こちらも嬉しいの一言です!

年の最後にこんな形で終えることができ、印象の深い年となりました。

まだまだ、コロナの影響はありますが、来年も気を引き締めてやっていきたいと

思います。

皆さま、ほんとうに、一年お世話になりました。

良いお年をお迎えください。

2021年12月9日


先月の日曜日、近くの小さな美術館に行ってきました。

その名も、”小さな美術館 季(とき)”と云います。家から、車で10分ほどのところに

あり、けっこう、良い企画をたてていて、今回も、面白いものを展示していました。

今回は、新潟市のお隣阿賀野市で鬼瓦を作っている、村秀鬼瓦工房の作品展示です。

阿賀野市の旧安田町は、昔から屋根瓦を地場産業としています。

しかし、近年の住宅形式が、様変わりし屋根に瓦をのせる家が極端に少なくなって

いるのです。

そこで、村秀さんは、鬼や猫など、身近にあるものを置物や、屋外のマスコットなど

様々に工夫して作品を作られています。

かわいいし、とても素敵です!

私も、今回は、これを購入しました、素敵でしょ<嬉>

 

 

 

 

 

 

 

 

他にももっと小さな猫の置物や、大きめの金棒を持った鬼など、多彩です。

10年ほど前に買い求めた、小鬼―私は、風太郎と名付けていますが―これもまた

いい買い物でした。

とってもユーモラスでかわいいでしょ!

 

 

 

 

 

 

 

いまも、事務所の入り口でお迎えしていますよ。

なにか、ちょっとのことで、これを見ていると和んでしまいます。

ふーっと、一息つけるって感じですかね。

ありがとう!

また、何かそういうものがあったら眺めに行こうと思っています。

素敵なミュージアム   小さな美術館 季

 

2021年11月13日


先週の日曜日、コロナも少し収まり気味になってきているので、日帰りで紅葉を

観に車を走らせました。

 

 

 

コースは、福島会津を通って、栃木の那須塩原までです。

高速で、新鶴スマートインターまで行き、そこから降りて一路南へ

芦ノ牧、湯野上温泉を抜けて、会津田島へ向かいます。

そこから121号線を走り、山王峠へ・・・

途中、道の駅たじまで小休憩

そこから、121号と別れ、400号線を走ります。

 

 

 

 

 

 

日塩もみじラインの大曲のもみじを見て、那須塩原に入ります。

紅葉で有名な吊り橋を車を降りて、ゆっくり鑑賞

ここは、素晴らしい紅葉でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川の流れに沿って、塩原温泉郷を抜けていきます。

 

 

 

 

滝や、吊り橋があちらこちらにありますが、結構人が多く、降りるのをあきらめて

過ぎ去る場所が多くて残念でした。

お昼を那須塩原の蕎麦屋さんでいただき、近くの牧場で定番のソフトクリームを・・

(やはり、牧場のソフトは、一味違いますね、味が濃くて、美味しかった!)

最後にお土産を買って、そのまま塩原インターにのって一路新潟へ

夕方無事に自宅に着きました。

日帰りでしたが、最高の陽気の中、羽を伸ばしてきました。

人の流れも多くなり、みなさん楽しそうにしていましたね。

やっぱり、外へ出て太陽の光を思いっきり浴びる…これが、人間にとって

一番大事なことなんですね。

 

 

 

 

そう思いました、ほんとうに。

おまけに今週は、ずーっと天気が悪く、気温も一段と冷えてきました。

いい時に行って来たなーと今、振り返って思っています。

今年も余すところ50日余りです。徐々に年末の準備をしながら体に無理をせず、

頑張っていきたいと思います。

 

 

 

2021年11月6日


以前このブログに、松下幸之助氏の本を書きましたが、その時見開きの右手に

わずか3センチ四方のカット絵が載せてありました。

 

 

 

 

 

 

6ページから112ページまで、枚数にして53枚の絵が描かれています。

3センチほどなので、ほんとに小さい絵なのですが、とても素敵な絵なのです。

 

 

 

誰なのだろうかと表紙を視ましたら正井和行と書いてありました。

 

 

 

 

ちょっと、興味があり調べてみましたら、なんと日展で何度も入選され、日展の

審査員もされていた、名実ともに日本画壇を代表する方ではありませんか。

ビックリしました。

そんな有名な方が、カット絵をかいておられるとは驚きでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

正井さんの絵は、カット絵では、植物や果物、野菜、鳥、器など具象画ですが、

作品はほとんどが、抽象画で墨絵のような静かな絵がほとんどです。

一度、本物の絵を観たくなりました。

こんなシーンで絵と出会うとは思いもよりませんでした。

いつか、正井さんの絵と対話ができる日をみつけたいと思っています。

 

2021年10月29日


10月半ばに、信州へ紅葉狩りに出かけてきました。

 

 

 

まだ、少し早いかなとは思っていたのですが、なんせ天気がこのところずーっと良く

ないので、好天を狙って走りました。

小布施で高速を降りて、高山村へ そこから山田牧場を通って志賀高原へ

 

 

 

 

 

 

そして、今日のメイン  横手山2307 満天ビューテラスへ上ってきました。

午前中は天気も良く、ドライブ日和でしたが、山頂へ上ると、途端にガスが・・・

辺り一面、ガスでまるっきり見えなくなり、しばらく待つことに

山頂のレストハウスで、おいしいコーヒーをいただきました。

少しずつ雲も晴れてきて、山々が顔を出してくれました。

 

 

 

 

 

紅葉は、黄色はきれいに色づいてきましたが、赤がなかなかまだ出ませんね。

今年は、色ずきが弱いのかもしれません。

 

 

 

 

 

帰りは、志賀高原を通って、渋、湯田中温泉を横目に中野市へ

信州中野インターの目の前にある、JAの農産物産館オランチェで買い物

新そばと野菜を買って高速に乗りこみ、一路新潟へ

短い日帰りの旅でしたが、リフレッシュできたかなと思っています。

次回は、温泉で一泊して、周りたいですね。

2021年10月9日


ちょっと前になるのですが、古本屋さんで(今は、横文字ですが・・・)こんな本を

見つけました。

あの松下幸之助氏の本です。

この本は、1973年初版ですから、今から48年前の本です。

 

 

 

 

氏が、78歳の時に書いた本で、94歳まで生きた方なので、後半生に書かれた本です。

お店の中を歩いていて、このシンプルさに惹かれました。

濃い紺の紙に、商売心得帖  松下幸之助(自筆)

思わず手に取ってみました。ほとんどすべての項目が、見開き二ページの話しで

終わります。とても読みやすく、所どころ、題を見ながら飛ばして読み始めました。

その中で、特に心に響く箇所がありましたので、以下に載せさせていただきます。

ここから……

〔商売冥利〕

商売をはじめて間もないころ、ある先輩の方から、こんな話を聞きました。

ある町に立派なお菓子屋さんがありました。そこに、ある日一人の乞食が

まんじゅうを一個買いにきたのです。しかし、そういったいわばご大家とも

いわれるそのお菓子屋さんに、たとえ一個にしろ乞食がまんじゅうを買いにくると

いうのは、これは珍しいことだったのです。

それで、そのお店の小僧さんは、まんじゅうを一個包んだのですが、なにぶん相手が

相手だけに、ちょっと渡すのを躊躇しました。

すると、そこのお店のご主人が声をかけたのです。

「ちょいとお待ち、それは私がお渡ししよう」

そういって、そのまんじゅうの包みを自分で乞食に渡し、代金を受け取ると

「まことにありがとございます」といって深ぶかと頭をさげたのです。

乞食が出ていったあとで、その小僧さんはふしぎそうにたずねました。

「これまでどんなお客様が見えても、御主人がご自分でわざわざお渡しになった

ことはなかったように思います。いつも私どもか番頭さんがお渡ししておりました

きょうはどうしてご主人自身があんな乞食にお渡しになったのですか」

そうすると、御主人はこう答えたのです。

「お前がふしぎに思うのももっともだが、よう覚えておきや。これが商売冥利と

いうものなのだ。なるほど、いつもうちの店をごひいきにしてくださるお客さまは

たしかにありがたい、大切にせねばならん。しかし、今日の人の場合はまたちがう」

「どうちがうのですか」

「いつものお客様はみなお金のある立派な人や。だからうちの店にこられてもふしぎ

はない。だがあの人は、いっぺんこのうちのまんじゅうを食うてみたいということで

自分が持っている一銭か二銭のいわばなけなしの全財産をはたいて買うてくださった

こんなありがたいことはないではないか。そのお客様に対しては、主人の私みずから

これをさしあげるのが当然だ。それが商売人の道というものだよ。」

これだけの話ですが、何十年かたった今でも、ハッキリ頭の中にのこっています。

そして、このようなところに商売人としての感激を味わうのが、ほんとうの姿では

ないかという気がしているのです。

……ここまで

みなさん、どう思われましたか。

松下氏が、商売をはじめて間もない時ですから、三十歳前くらいかと思いますが

こう感じるという心の在り方みたいなことが、自分自身にいま問われたのかなと思い

ました。

時代は、昭和の初めころ、まだ景気も良くない頃の話だと思います。

そこら中に、こじきも多くいた時代。このお店のご主人もすごいなと思いますし、

その五十年ほど前のことを今でも鮮明に覚えていらっしゃる松下氏もすごいと

思いました。

またひとつ、宝物が増えました。

 

 

 

2021年10月7日


先月、S機械製作会社の二階休憩室の畳替えを行いました。

新畳を入れてからまだ一度も畳替えをされていなかった畳です。

結構傷んでいて、従業員さんのお昼時と休憩に使われていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回、畳替えにするにあたり、痛みの少ないこと、毛羽があまりたたないようにした

いとの要望があり、樹脂表を使うことにしました。そして、部屋を明るくしたいとの

ことで、畳のヘリを思い切ってピンク色の花柄模様に取り替えました。

 

 

週末の会社の休みの日にさせていただきました。

部屋があかるくなり、畳表の緑とすごく映えて見えます。

 

 

 

翌週、見に行きましたら、事務員さんからとても喜ばれ、こちらも嬉しい限りです。

十何年替えていなかったので、なおさらですね。

ほんとうに、ありがとうございました。

 

2021年9月11日


13日間にわたった東京パラリンピックが、9月5日に終えました。

コロナ化の中、観客を入れずに行われた東京パラリンピック

色んな思いの中で、終了しましたね。

そんな中で、14歳の新潟県阿賀野市の山田美幸選手が見事な活躍をしました。

運動機能障害S2で100M背泳と50M背泳で、見事に銀メダルを獲得しました。

凄かった!ですね

 

 

 

 

この山田選手の話が記事に載っていたので少し話をしたいと思います。

山田さんの座右の銘が、渋沢栄一の「無欲は、怠惰の基である」そうです。

「無欲ぶっている人がちょっと苦手。謙虚さは大事だと思うが、何事も本気でやれば

どんどん次の目標が出てくる。」と

それと、小学校の卒業文集に「今の自分が未来の自分にとってほこれるように」と

タイトルをつけて、最後にこう締めくくっている。

「人から何と物を言われようとも、くじけないでください。他人が、自分の何を

決める権利があるんですか。決める事ができるのは、自分だけです。負けないで

ください。また、臆病や根性無しと言われても、そういう弱さを持っていても

いいと思います。なぜなら、弱さをかくさずに勇気を持ってそれを表現することは

強さだと思うからです。今の自分が未来の自分にとってほこれるように。

これが、私の目標であり、願いです。」と

14歳で、初めて挑んだ大舞台で、堂々の泳ぎを披露し、「水泳をしていなかったら

経験できない夏休み。世界のアスリートと戦えて楽しかった。」と山田選手。

強い意志で、やり遂げた姿は、多くの人々の胸に刻まれただろう。と最後にこの

記事を書いた記者が述べていました。

山田さんの活躍と考え方は、とても、心に刻み込まれました。と共に、この

素晴らしい記事を書いた、読売新聞の梅林澄人記者にも興味がわきました。

 

まだ、20代の記者らしいですが、両方ともに、3年後の活躍を期待いたします。

山田さんには、パリでの活躍を。 梅林さんには、3年後の素晴らしい記事を。

フレー! フレー!

山田美幸  💛

梅林澄人  💛

 

 

2021年9月11日


昨日、新潟市にあります、市営住宅の畳替えに行きました。

六畳二間の部屋の表替えでした。

その階段を畳を下ろして帰るとき、ふっと目についたのがこれです。

 

 

 

はじめ、カボチャの花かなと思いましたが、葉っぱが違うし、(葉っぱは、枝豆の

葉っぱに似ています。)

どなたかが、市営住宅の片隅に、植えたのだろうと思いますが

鮮やかで、きれい!!

入り口で、心が癒されます。

 

 

 

 

帰ってきて、調べましたら、”アメリカ朝鮮朝顔”という花でした。

別名ダチュラというそうです。茄子科の植物で、強い香りがありました。

以前には、麻酔薬としても使用されたことがあるそうです。

ひょっと、振り返ってみたこの花、植えた方に感謝ですね。

 

2021年8月10日


先月の末から今月の初めくらいまで、結構 様々な景色模様がありました。

時間軸と共に、載せていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

空の景色、朝、夕とそれぞれ顔を替えて新潟の空に映ります。

 

 

 

 

 

 

 

同時期に始まったオリンピックと共に流れていきました。

どちらも考えのつかないドラマですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上を向いていないと捕まえれない空と、テレビにくぎ付けの夜。

 

 

 

 

 

 

そんな日々でした。